臥龍の最先端研究

釣りと堀江由衣とラジオについての日記。

平和ボケ

眠いのでさっさと寝たいのですが

今日安保法案が衆院で強行採決で可決されたのでどうしても書きたい。


特定秘密保護法の時に知りましたが

違憲立法審査権は具体的な法律違反が法廷で争われたときに

そもそもその法律自体が憲法違反なので無効だ

となって初めて発動するもの

らしいです。


具体的に「私は特定秘密保護法に違反しましたが、特定秘密保護法自体が憲法違反なので無効だ」

となって初めて発動するということらしいです。


違憲かどうかは最高裁が判断すべきであり、憲法学者の意見が参考でしかない

みたいな話を良く聞きましたが

つまり

「私は安保関連法に違反しましたが、そもそも安保関連法が憲法違反なので無効だ」

となるまで違憲立法審査権が発動しないということであってる?

安保関連法に違反して裁判にかけられる状況って何でしょうか。

集団的自衛権を行使する状況において敵前逃亡するとか?

中々状況が想像しにくいですね。


違憲立法なら違憲立法審査権を発動させればいいじゃない。

と思っていたんですけど、なんか発動要件が思っていたよりもハードル高そう。


憲法学者の意見はあくまで参考というのはその通りだけど、だったら何故呼んだんでしょう?

内閣法制局って何のためにあるんでしょう?


集団的自衛権が必要か否か



集団的自衛権が違憲か否か

を混同している人がいますが

そこはきっちり分けて考えたほうが良いと思う。


強行採決自体はたまにあるにはあるので

その方法自体は別に特別なことでもないのかな?こんなに極端な話はやっぱりレア?

国会で(とりあえず)きちんと(?)手続きを踏んでいるので手続き論的な話では疑問は残りますが

まあ、通っちゃうんでしょう。


「戦争反対」「勝手に決めるな」

といったシュプレヒコールがラジオから聞こえてきましたが

選挙の時にはこんな話聴いていないということをインタビューに答えている人がいましたが

マジで言ってるんでしょうか?

選挙で自民大勝した時点でここまで予見どころか織り込み済みの結果だと思ったんですが。


選挙の結果は有権者の責任

20年ぐらい前に習った気がしますが

まあそういうことです。

強いて言えば

自民党を大勝させてしまった民主党のお粗末政権の責任とも言えるかな。


「民意が無視されている」「国民投票をするべきだ」

といった意見も見ますが

これこそポピュリズムの煽りをモロに食らう形の意思決定になるのであまりよろしい形では無いのかなと。

選挙では個別の政策全てが自分と同じ考え方の人なんている訳無いので

各政策に対して重み付けした上で最も考えが近い人に投票するもの

と少し前まで思っていましたが

代議員制というシステムについては

一般大衆は政治を考えることに多くの時間を割けない代わりに

仕事の時間を全て政治に専念できる専門政治家に丸投げするのであるから

当然一般大衆よりも政治に詳しい人物を選ぶ訳ですが

その際に「この人の決めたことなら従うよ」と思わせるような人望を持った人を選ぶことによって

そうやって選ばれた人の決めたことだから選んだ自分たちも従う責任がある

ということが代議員制の優れた点なんですね。


経済という首根っこを押さえられていたとはいえ

自民党を大勝させてしまった自分たち有権者の反省が抜けている気がします。

「選挙の時には知らなかった」?????

いやいや、知らなかったのはお前がバカだからだよ。

で終わっちゃう話なんですね。

今ラジオで木村先生が選挙の時点で国民はここまで酷いことになるとは判断できなかったと仰っていますが…


今回の件で最も怖いなーと思ったのは

反対派が「戦争反対」と短絡的な思考を繰り出すと

賛成派が反対派を「平和ボケ」とレッテル張りして議論など展開されない。


わざわざアメリカの犬となって外国に噛みつくことのメリットといえば

アメリカの威を借ることだと思っている訳ですが(抑止力)

いざ本気でドンパチしたときにアメリカ様が本当に助けてくれるんですかね?

日本とドンパチしそうな国なんて片手で数えられそうなものですが

まあ目下最大の懸念事項として領土問題が表面化していて小競り合いをしている国の内

名目上は同盟国となっている国を除けば

仮想敵国は中国になるんですが

アメリカ様が本気で中国様とドンパチやってくれるんですかね?

きっと飼い主様は愛犬(?)を守ってくれる、という幻想というか願望じゃないですかね?

中間生産財の大部分を購入し、国債の大部分を買ってくれるお得意様なのに。


っていうところを考えると

集団的自衛権があれば安全だ!

と妄信していることこそが「平和ボケ」なんじゃないかと

こっちの方が直接的に安全保障として問題な気がしているんですが。


今ラジオで

前回の選挙で勝った政党が政治を行っているのだから口をはさむな

嫌なら次の選挙で今回の法律をひっくり返すような公約を掲げる政党を応援すればいい

という意見が出ていましたが

木村先生曰く立憲主義を理解していない

つまり選挙で信任されたからといって何でもかんでもやっていいという訳では無い。

立憲主義とは憲法の範囲内で行動することである。

神保さん曰く半分合っていて半分間違っている

政治に対しては国民は常に監視し、意見を言い続けなければいけない。

なるほどな、と。

違憲立法審査権の発動は最後の切り札であって、その発動を待っている必要はないというか待っているべきではない

ということらしい。
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  1. 2015/07/15(水) 23:18:17|
  2. 学問|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:1
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コメント

今朝の新聞見て気付いたけど

まだ衆院特別委員会で強行採決したって話で

今日衆院通過の予定なのね

それぐらいフワッとしてます。

出落ちでした。
  1. 2015/07/16(木) 07:24:43 |
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  3. 臥龍 #oCQzcxCI
  4. [ 編集]

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