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臥龍の最先端研究

釣りと堀江由衣とラジオについての日記。

猪熊理論

世間はGW明けで出勤が憂鬱なサラリーマンや

5月病の学生がこれから発生する時期ですが

私は引き続き休暇です。


磯釣りスペシャル読んでいたら

名手たちの仕掛けをタイプ分けしてそれぞれのコンセプトを解説したインタビューが載っていますが

それを読んで初めて気づいた。

猪熊博之さんの仕掛けとその戦術について今まで誤解していた。


猪熊さんといえば釣研のエイジアMPシリーズの監修をしていますが

その細分化された精密浮力と約7mのロングハリスにウキを入れ込んだ仕掛けが特徴的です。

今までロングハリスによる全遊動沈め釣りは無段階でタナを探り

且つ食い込み抵抗を極力低減させるためにガン玉とウキ止めを排除し

それでいて風による影響も排除するためにウキ〜竿までの糸を適度に沈める

ためのものだと思っていました。


記事によれば

タナを上〜下まで探るということは

絶対に

しないそうです。


一般的な半遊動におけるウキ止めは

ウキ下を設定するために設けますが

猪熊さんの仕掛けではそれをウキストッパーが担っていると。

ウキストッパーはウキの下部に付けて仕掛けの投入や回収など仕掛けを空中で操る際に

それ以上ウキが落ちてくることを防ぐ役割を持っていますが

それがウキ下の設定?と思ったけど猪熊さんは自身の仕掛けを

全遊動固定仕掛け

と表現されていて

一見すると矛盾した表現とも思えますが

実に言い得て妙な表現だな

と思うと同時に

その真意がようやく理解できた(気がした)。


一般的な半遊動のウキ止めがウキ下をそれ以上落とさないためのモノと位置付けると

それは猪熊さんの仕掛けではウキ上のフロロカーボンに相当しますが

ウキ止めを「タナを設定する」ためのものと理解すると

確かにウキストッパーがその役割を果たしているなと。


記事によれば、猪熊さんの仕掛けの主眼は

食い込み抵抗を極力低減させること

であり

風の影響を回避すること

は副次的な効果だそうな。

そして浮力01を使用した時に海面下50cm程度沈んだ状態でサスペンドするようなセッティングを基本として

狙うタナを探るのはウキストッパーの位置とウキの浮力の選択による

というものと理解し直ししました。


その上で釣り場で状況判断して

それらのセッティングを選択するのは

やはり一朝一夕で身につくものでは無いなあ、と。


一方でそもそも関東ではそこまでの状況にはならないと思っていますが。

というのも

関東は北部九州に比べて絶対的な魚のストックこそ少ないものの

そこまで徹底して釣り人にイジメ抜かれてないので

スレッカラシも少ないという認識なので。

関東以外で釣りしたことないけども。
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  1. 2018/05/07(月) 10:30:24|
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